プロフィール

そもそも、カリキュラマシーンとは?

『カリキュラマシーン』は、1974年4月1日から1978年3月31日の4年間、日本テレビ系列で毎週月曜日から土曜日の早朝に放送されていた子供向け教育番組です。

当時最高のスタッフと最高のキャストによって作られ、四十年近い年月を経ても決して劣化することのない、高いクオリティーを有しています。

『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』と同じく、短いギャグを間髪入れずに繋げる手法が用いられており、一見すると単なる荒唐無稽とも思えるものの、そのギャグの裏には、禅僧であり教育者でもある無着成恭氏監修の緻密なカリキュラムと、日テレスタッフの崇高な番組制作の理念がありました。

それは昭和のテレビが我々に残してくれた、大いなる宝物のひとつであるといえるでしょう。

詳しくはWikipediaの『カリキュラマシーン』項などをご参照ください。

平成カリキュラマシーン研究会について

私たち『平成カリキュラマシーン研究会』は『カリキュラマシーン』ファンのグループです。
または『カリキュラマシーン』が良い夢にも悪い夢にもなっているファンのグループです。
いっそ『カリキュラマシーン被害者の会』といってもいいかもしれませんが、みんないい大人なので『平成カリキュラマシーン研究会』といいます(笑)。

私たちは『カリキュラマシーン』のカリキュラムや台本、オーディション版による市場調査報告書など、放置すれば本当に幻となってしまうであろう資料を未来に残したいと考え、2011年より『平成カリキュラマシーン研究会』を立ち上げました。
その主な活動としては、以下の通りです。
(1)当時のスタッフやキャストへの取材
(2)番組に係わる各種資料の収集
(3)若い世代に『カリキュラマシーン』を知ってもらうためのイベントの企画・運営
そして、取材内容や資料を編集し、書籍として残すことを目標としています。

私たちは番組制作に関わっているわけではありません。
単なる「カリキュラマシーンのファン」に過ぎません。
しかし、「モノ作り」に携わる人間として、テレビの黄金時代を知らない若いクリエーターにも『カリキュラマシーン』の面白さを知っていただき、そのことを通じて「プロのモノ作り」の理念をお伝えすることができたら…。

私たちはそんなことを考えています。